イギリス出身のNabihah IqbalはThrowing Shade名義で実績を残したのち、本名である現在の名義での活動を決意した。18歳でロンドンのSOAS (School of Oriental and African Studies) に入学し、そこで体験した西アフリカの弦楽器コラの演奏がターニングポイントとなり、学位を民族音楽学へと変更。卒業後、哲学修士の為にケンブリッジに入学し、南アフリカの歴史を中心に勉強に励んだ。更に法律の学位を取得し南アフリカへ渡り、人権に関する理解を深める傍らパーティをオーガナイズ、音楽制作を開始した。
2013年、Kassem Mosseのレーベル“Ominira”から「Mystic Places」を発表し、その後も“Happy Skull”や“No Pain In Pop”からリリースを重ねた。
2015年、オルタナティヴポップを取り入れたダンスミュージック作品「House Of Silk」EPを“Ninja Tune”から発表し、2017年には同レーベルからデビュー・アルバム「Weighing of the Heart」をリリースするなど、数多くのコラボレーションやプロジェクトをこなすアーティストだ。