Dimitri From Paris

ソウル/ディスコ~ハウスミュージック黎明期より現在に至るまで、30年以上に渡り世界中のダンス&クラブ・キャピタルでレジデント/レギュラーDJを務め、シーンを牽引。その革新的で大胆なDJ&サウンドプロダクションのスタイルは、Yves Saint Laurent、CHANEL、Jean Paul Gaultierなどオートクチュールのブランドからも支持され、ファッション・ショーのDJとして、その音楽制作と楽曲提供を行うまでに至る。

またプロデューサー/リミキサーとしてBjörk、Quincy Jones、Brand New Heavies、New Order、The Cardigans、James Brown、Masters At Work、Frankie Knucklesらを含む100以上ものアーティストを手掛けている。

96年にリリースした自身のデビューアルバム「Sacre Blue」、そしてDJミックスCD「A Night At Playboy Mansion」と立て続けに数10万枚セールスを記録。続けて2002年にリリースした「After The Playboy Mansion」は、ヨーロッパ・ミュージック・アワードにてゴールド・ディスクを獲得。また2004年に〈Defected (UK)〉からリリースした「Dimitri From Paris In The House」は日本国内でも5万枚を超え、全世界でDJミックスCDとして記録的なセールスを達成した。05年には、傑出した創造性と文化への貢献が認められ、DJとしては世界初となるフランス芸術文化勲章「Chevalier」を受章するにまで至る。

その後も、ここ日本のDJ MUROとのDisco Breakにスポットを当てた「Super Disco Friends」(Headphone Heroes/UK)、ダンスフロアと“Love”をテーマにした「In The House Of Love」(Defected/UK)、カクテルパーティをテーマにした「Cocktail Disco」(BBE/UK)、Idjut Boysとのコラボでダンスクラシックスを現代的解釈で手掛けた「Night Dubbin’」、フィラデルフィア・ディスコ・サウンドにオマージュを込めた「Get Down With The Philly Sound」(BBE/UK) 等積極的にリリースを続けている。
2011年には、盟友Bob Sinclarとともに看板DJミックス・シリーズである Playboy Mansionの最新作「Knights At The Playboy Mansion」(Defected/UK)をリリース。またパリのトレンド発信源として人気のセレクトショップColetteとのコラボで限定リリースしたCD「Le Edits Correction」は全世界から話題を呼び一瞬でソールドアウトとなった。
昨年7月には最新作となる「Dimitri From Paris presents Le Chic」を〈Glitter Box/Defected〉よりリリース。シックやシスター・スレッジといったナイル・ロジャース・プロダクションの名曲に新たな息吹を吹き込んだプロジェクトは近年のダンスミュージックを代表する作品として世界中で大きな反響を呼んでいる。

豊富なダンスミュージックの知識とセンス、その貪欲な情熱で常にエキサイティングな作品をリリースし今日も世界中のミュージック・フリークから注目され続ける数少ないDJ/プロデューサーである。