Roberto Capuano

(Drumcode | Second State | Italy)

1987年ナポリで生まれ、そのアンダーグラウンドシーンと共に育ったRobert Capuanoは現行のナポリのテクノシーンにおいて突出した存在であり、そのサウンドを世界中へと届けるアンバサダーとして活躍、常に最高水準のパフォーマンスを披露してきた。
サウンドエンジニアとして、ナポリの著名なレーベルである〈Unrilis〉のA&Rとしても活躍し、先人たちから得た影響や学んだ経験を自分のものへと形作っていった。
2009年にMarkantonio主宰のレーベル〈MKT〉からのリリースで、彼のプロデューサーとしてのキャリアがスタート。以後、〈Truesoul〉からリリースされた「Never Stop」に代表されるような個性的な楽曲をプロデュースしている。
2013年と2015年にはAdam Beyerが主宰する〈Drumcode〉からもEPを発表、多くのアーティストからのサポートを受けていくこととなる。
Capuanoは常に軌を一にするアーティストとのコラボレーションを果敢に行ってきたが、2014年にはLuigi Madonnaと共にライヴデュオBlack Divisionを結成、スタジオワークに現場での即興を合わせ、前衛的なパフォーマンスを模索。Pan-Potの〈Second State〉からも作品を発表する。
DJにおいては自身のダンスフロアでの経験から群衆をコントロールする術を学んだ完全現場主義をモットーとし、今ではSonar OFF Weekや〈Drumcode〉ショーケースなどの知名度の高いイベントでも定期的にプレイしている。
ハイブリッドなセットアップでテクノロジーを取り入れ、それらの創造的な可能性を繁栄させ、ループやトラックを重ねることによってダンスフロアで忘れ難い瞬間を創造する。