Peverelist

(Punch Drunk | Livity Sound | UK)

ブリストルにおいて絶大な影響力を持つレコードショップRooted Recordsに勤務する傍ら、ブリストルで生まれ続けるアンダーグラウンドシーンを紹介するべく2006年、レーベルを設立。自身の作品の他、Smith & Mighty/ロブ・スミスの別名義RSDやGuido、Kahn、Bass Clefらブリストル新世代のアーティストにフォーカスをあてリリースを続ける。
ジャングルやサウンドシステムカルチャーからの影響や、テクノ/ハウス/ジャズなど様々な音楽性を内包しながらダブステップの可能性を拡大してきた音楽的評価もさることながら、愚直なまでに真摯にシーンの活性化に努めてきた彼は、その貢献度の高さから地元ブリストルでレジェンドと称されるほどだ。
2009年に発表したファーストアルバム「Jarvik Mindstate」ではデトロイトテクノとダブステップを融合したフューチャーサウンドとして絶賛され、その一方でShangaan Electro (Honest Jon’s) やPole「Steingarten」、Shedなどジャンルを問わずリミックスを担当。2010年には惜しまれつつも閉店したRooted Recordsのスピリットを継承し、セルフレコードショップとしてPunch Drunk Musicをオープン。2011年には、よりパーソナルな音楽性を打ち出すための新レーベル〈Livity Sound Recordings〉を設立。これまでにPeverelist、Kowton、AsusuによるUKガラージ/ダブステップ/テクノ/ハウスが混然一体となった全く新しいダンスミュージックをリリースしてきた。

2017年には〈Livity Sound Recordings〉からLP「Tessellations」を発表、シーンから絶賛されると共に彼の決定版といえる作品となった。2018年にも良質なリリースを〈Idle Hands〉〈Punch Drunk〉より発表している。DJとしても世界中を幅広くツアーし、彼特有のサウンドを世に広げている。