Laurent Garnier

アシッドハウスがヨーロッパを席巻した1987年に、マンチェスターにあった伝説のクラブThe Haçiendaでキャリアをスタート。以来30年以上エレクトロニック・ミュージックのシーンで常に重要な役割を担い、現在では世界3大DJの1人とも称され、DJとして史上初めてフランスの最高勲章であるレジオンドヌールの栄誉を授かった文字通り伝説のアーティストである。
その長い活動を通じてレジデントパーティを行っている地元フランスのクラブREXでは、彼がプレイする夜に長蛇の列ができるのはもはやパリのクラブシーンの名物とさえなっている。Garnierはデトロイトテクノの巨匠からも、ラジオやDJセットで獲得してきた若いファン達からも、同様にリスペクトされる数少ないDJ/プロデューサーなのである。

――10歳になろうとするころには私の部屋はすでにクラブのようになっていた。ストロボにマルチカラーの電飾、ミラーボールにDJブースにダンスフロアまでつくった。そのころからのたった一つの夢は人々をダンスさせることだったんだ。――David Brun-Lambertとの共著である自伝的小説『Electrochoc』より。