JUZU a.k.a. MOOCHY

(NXS | CROSSPOINT)

東京出身。15歳からバンドとDJの活動を並行して始め、スケートボードを通して知り合ったメンバーで結成されたバンドEvilPowersMeの音源は、結成後すぐにアメリカのイラストレイターPusheadのレーベル等からリリースされる。DJとしてもその革新的でオリジナルなスタイルが一世を風靡し、瞬く間に国内外の巨大なフェスからアンダーグランドなパーティまで活動が展開される。 ソロの楽曲制作としても〈Grand Royal〉からのBuffalo Daughterのリミックスを皮切りに、Boredoms等のリミックス等メジャー、インディー問わず様々なレーベルからリリースされる。2003年にキューバで現地ミュージシャンとレコーディングツアーを敢行したのを皮切りに、その後世界各地で録音を重ね、新たなワールドミュージックの指針として、立ち上げたレーベル〈Crosspoint〉を始動。
音楽制作のみならず、映像作品、絵本や画集 のプロデュース、2012年には野外フェスOoneness Camp”縄文と再生”を企画するなど活動は多岐に渡るが、2015年から始まった怒濤の9ヶ月連続ヴァイナルリリースは大きな話題になり、その年末には4作目のアルバムをリリース、その影響でベルリン・イスラエルのレーベル〈Malka Tuti〉から新作がワールドワイドにリリースされる。2017年、DJ TasakaとのHIGHTIME Inc.、2018年、Nitro Microphone UndergroundのMacka-ChinとPart2StyleのMaLとのユニットZen Rydazの活動もスタート。
同年、J.A.K.A.M.名義の楽曲がフランスのレーベル〈HardFist〉からアナログリリースされた流れで3万人の巨大フェスNuits Sonores Festivalでのライブを皮切りにヨーロッパ、イスラエル等でDJツアーが敢行される。
そして2019年、世界的な支持を受けるMinilogue / Son KiteのMarcus HenrikssonとKuniyukiとのユニットMYSTICSの制作が始まり、今年2020年からいよいよ本格始動、待望のアルバムがリリースされるなど、そのオリジナルなヴィジョンがあらゆるジャンルをまたぎ、世界に広がっている。