Raphael Sebaag

(United Future Organization)

モロッコで生まれたフランス出身のDJであり、プロデューサー、選曲家、そして何よりもユナイテッド・フューチャー・オーガニゼイションのメンバーであることで知られている。1980年代、日本のクラブ・シーンの創成期から活躍し、クラブ・ジャズ/ジャズを筆頭に、サルサやブーガルーといったラテン・ミュージックなど幅広く取り入れ、たくさんのクラバーたちを魅了している。「Descarga Latina」「Zanzibar」「Suite Espagnole」といったラテン・ミュージックの重要なコンピレイションを手掛けたり、和製ラテンを中心に編集した「Shibuya Jazz Classics -Tokyorican Soul」や独特なDJスタイルを封じ込めた「Beyond Borders」をリリースしたりと、常に情熱的な選曲で多大な功績を残している。2008年には、世界中のあらゆる音を封じ込めた初めてのソロ・アルバム「El Fantasma De La Libertad」を発表。また、著名なサルサ・レーベルであるサルソウルの大規模なリイシューや編集盤「Salseando」をリリースするなど、多くの作品を手掛けている。プロデューサーとして、DJや選曲家として、彼の一挙手一投足に目が離せない。