将寿司

池袋を中心に下町の暴れん坊として幼年期を過ごす。
10代の終わりにフラッと行ったサンディエゴに気づくと10年の時間を過ごしていた。
10代の頃から、サイコビリーやハードコアの世界に身を置き、ハードコアミクスチャーバンド“闘鶏”のドラムとして活動を行っていた。宇宙企画の作品エンドロールに使われるという10代男子として最高の成功体験を得た。
サンディエゴ・カルフォルニア時代厳しさで有名な1店の寿司屋の親父との出会いによって、日本の文化の再確認と血筋からくる料理人としての本能を奮い勃たせられる。
日本に戻ってからも、寿司職人として新たなフェーズを歩き始めたが、下町育ちカルフォルニア寿司職人には、少し固すぎるのかもしれない。人見知りでおしゃべりな寿司職人の終わらない完成を求める旅に出る。
たまには喋りすぎで、ツバがべっとりついた握りもまた乙なのでは。