dj masda

(Cabaret Recordings)

富士山のある静岡県で生まれ育った日本人DJ。90年代にレコードを回し始めて以来、今なお着実にハウス/テクノの探求を続けている。dj masdaのプレイを耳にすれば、あるいはRA/テクニーク/Undersoundからリリースされ高評価を受けているポッドキャストミックスを聴けば、多様性に富みながら非の打ち所のない選曲や、古いものから新しいものまで最上級の音を正確にミックスするテクニックはもちろんのこと、彼が日本のアンダーグラウンドシーンにおいて最高のセレクターの1人して慕われている理由を、容易に感じ取れるはずだ。
自身が東京で主催するCabaretとMiddle of NowHereというパーティを通じ、これまでDaniel Bell、Nicolas Lutz、Vera、Eli Verveineといった趣向を同じくするDJたちを招聘してきた。こうした精力的な取り組みによって、日本とヨーロッパのアンダーグラウンドシーンの重要な架け橋を築いている。
近年では、自身のハウス/テクノに対する独特かつピュアな信念を表現する場を設けるべく、So Inagawaと共にCabaret Recordingsを立ち上げた。また、東京のEnergy Flash DistributionにおいてA&R業務の指揮を執っている。東京に加えてベルリンにも拠点を構えたことで、彼の長く険しい音楽の旅路は、今や母国を超えてヨーロッパにまで広がっている。