Goth-Trad

(DEEP MEDi MUSIK | Back To Chill)

様々なアプローチでヘビーウェイト・ミュージックを生み出すサウンド・オリジネイター。
2001年、秋本”Heavy”武士とともにREBEL FAMILIAを結成。METMORPHOSEでのデビューライヴを皮切りに、Fuji Rock Festivalなど多くの国内フェスに出演。2007年までに5枚のシングル、3枚のアルバムをリリースする。
ソロとしては、2003年に1stアルバム「GOTH-TRAD I」を発表。国内でソロ活動を本格的にスタートし、積極的に海外ツアーも始める。2005年には、自作楽器・エフェクターを駆使した実験的な2ndアルバム「The Inverted Perspective」をリリース。同年11月にはMad Raveと称した新たなダンスミュージックへのアプローチを打ち出し、3rdアルバム「Mad Raver’s Dance Floor」を発表。
「Mad Raver’s Dance Floor」に収録されたタイトル「Back To Chill」が、ロンドンのダブステップシーンで話題となり、2007年にUKの〈SKUD BEAT〉から「Back To Chill EP」を、〈DEEP MEDi MUSIK〉から12インチ「Cut End / Flags」をリリース。

8ヶ国に及ぶヨーロッパツアーの中では、ロンドンの伝説的パーティDMZにライヴセットで出演し地元オーディエンスを沸かせた。以降海外を中心にリリースを続け、ヨーロッパ、南北アメリカ、オセアニア等、毎年世界中でコンスタントにツアーを重ねる。2012年には待望のアルバム「New Epoch」を〈DEEP MEDi MUSIK〉からリリースし、Fuji Rock Festival 2012に出演。2009〜14年にかけて、数々の欧米のフェスティバルにも出演。
2015年、再びダブプレートのカットを始め、完全にヴァイナルオンリーのDJスタイルにシフトする。
アンダーグラウンドシーンで注目を集めるノイズコアバンドENDONのリミックスを手がけ、5月にMerzbowのリミックスとのスプリット12インチが、〈Daymare Recordings〉よりリリースされる。12月には日本が世界に誇るバンドBorisとのコラボレーションイベント、Low End Meetingを代官山UNITにて開催し、共作「DEADSONG」を披露。サウンドシステムを導入した超重低音かつ実験的なアプローチのライヴが話題となった。

2006年より始動した自身のパーティBack To Chillは、2014年11月にRedbull Music Academy Tokyoとスペシャルイベントを開催し、Back To Chillレーベルとして初となるコンピレーション「MUGEN」をリリースする。記念すべきBack To Chill10周年を迎えた2016年、Boris、Dalekとの共作を収めた4thアルバム「PSIONICS」のリミテッド・ダブプレートバージョンを、特別会員限定でリリース。2017年4月には、台北のKornerにてBack To Chill初の海外公演を開催した。
2018年9月、ヴォーカリストDiesuckとノイズアーティストMasayuki Imanishiと共に2017年に結成した新ユニットEARTAKERの1stデビューアルバム「HARMONICS」が、U.A.E.の気鋭レーベル〈Bedouin Records〉よりリリースされ、その新たなサウンドに注目が集まる。