Ryota OPP

(Meda Fury | Tastee T Production)

2011年に自らのレーベル〈Future Life〉を立ち上げ、1stアルバム「Unknown Place」をリリース。2015年にはNick Williamsが運営する〈R&S〉を母体としたUKレーベル〈Meda Fury〉から、自身初となる12インチ「Future Life EP」をリリース。DJ Mag Londonの新譜評価で、最も高い得票を得て鮮烈なデビューを飾った。
世界中の様々なラジオショーに出演、ロンドンのNTSではSun Ra Arkestraの一員Alex Raのインタビューとコラボレーションするなど面白い試みを行っている。
2015年には『IBIZA Global Radio』にも登場。Red Bull Studioから中継された『DISKOTOPIA Radio』、ロンドンBrilliant Cornerから生中継されたDJライヴセット。またイビサベースのインターネットラジオ局Pioneer DJ Radioから日本人初となるミックスの発信が行われた。国内では井の頭レンジャーズやCat Boysへのリミックス提供を行い、都内や地方などで精力的にDJを行っている。
2016年暮れには〈R&S〉〈Meda Fury〉より2LPのニューアルバム「Pale Lux」をリリースし、〈Phonica Records〉の 2016年ベストアルバムにノミネートされ、Nick The Recordからもレコメンドされる。またミュージックジャーナリストであるMary Anne HobbsがBBCの『6 Music Recommends』で、番組冒頭から放送するなど、様々な方面で話題を呼んでいる。
2017年には〈Vinyl Factory〉に武満徹氏の楽曲のみで構成されたミックスを提供。またレーベルメイトでもあるPletnevの作品「St. Bones EP」にリミキサーとして参加。イタリアのレーベル〈Le Temps Perdu〉からリリースされ、国内外のDJからプレイされる。
2018年初頭、ベルリン/ロンドン/パリを渡るヨーロッパツアーを敢行。ベルリンではAfrican Acid Is The Futureと共演。BPMやジャンルにとらわれないオリジナリティ溢れる演出を披露し、フロアを熱狂の渦へと導いた。またパリではPeeps’ Nicheと共演し、ロービートから始まるバレアリックサウンドからトライバルなミニマルトラックまで唯一無二な演出を行い、自身のスタイルを一層確立させるきっかけとなった。
ロンドンの友人達と再発レーベル〈Time Capsule〉を設立。レーベル第1弾のリリースとして、イタリア電子音楽のパイオニアIl Guardiano Del FaroことFederico Mon Arduiniによる1978年の傑作アルバム「Oasis」のキュレーションを手掛け、9月にリリースした。そして2019年、「Pale Lux」に続く新作アルバム「esoterica」をリリース。