中川裕貴

演奏と演出をチェロ/電気/適当な録音を使用して行う。演奏行為とそれによって現れる音のあいだに在る「距離」を測ること、また「演奏をしながら自身がそこ/ここでどのように存在するか」を問うこと(またそれへの頓智)をテーマとする。この矛盾した作業(動きながら自分で自分の距離を測る)が発する音楽への襲来と、音楽からの襲来について、演奏という行為を通じ考えている。2020年7月にはロームシアター京都×京都芸術センター U35創造支援プログラムKIPPUにおいて新作コンサート「アウト、セーフ、フレーム」@ロームシアター京都サウスホールを上演した。